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アトリエ劇研

劇場「アトリエ劇研」は京都市の左京区下鴨の閑静な住宅地の中に位置する民間の小劇場。


館長である波多野茂彌(はたのしげや)の自宅を改装し1984年に「アートスペース無門館」としてオープン。
1996年に「アトリエ劇研」改称し現在に至る。


京都小劇場の草分けとして、今でも多くの舞台人を輩出しつづけている。
演劇・現代ダンス関係者にとっては全国的にも有名な小劇場として、関西以外の劇団の上演も多い。
稼働率98%(2010年度実績)、年間来館者は約1万人にのぼる。
運営は特定非営利活動法人(認定NPO法人)劇研が行なっている。


2008年8月~2014年8月31日の期間、劇作家の田辺剛(たなべつよし)がディレクターに就任し、運営及び管理はディレクター(芸術監督)を中心におこなわれる体制となっている。2014年8月をもって退任。退任の挨拶はこちらからご覧ください。
2014年9月1日より、あごうさとしが新たにディレクターに就任。就任あいさつはこちらからご覧ください。


*ディレクターは劇場の主催事業の演目を決めるなど、作品選考から劇場の運営までをまかされ、劇場の管理運営ならびに様々な自主事業を行う。任期は3年で2期まで。

略歴

1984年 「アートスペース無門館」オープン
1996年 「アトリエ劇研」に改称し劇場を再開
2003年 「アトリエ劇研」を運営して来たスタッフが法人格取得
     「特定非営利活動法人劇研(認定NPO劇研)」が運営の母体となる。

NPO劇研

ホール概要

・縦11m×横7.5m (客席部分を含む)
・ブラックボックスタイプの劇場
・客席と舞台の自由なレイアウトが可能
・客席 60〜80席

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アトリエ劇研 館長
波多野 茂彌

1924年10月生まれ。京都大学文学部卒業。大阪市立大学教授、帝塚山大学教授(演劇論、仏文担当)を歴任(1995年3月まで)
1984年自宅を改装し「アートスペース無門館」を開館、同人会を組織し1995年まで運営。
1995年「アートスペース無門館」閉館、1996年4月同スペースを「アトリエ劇研」と改称、館長に就任。
2003年6月特定非営利活動法人劇研設立、理事長に就任。2012年、平成23年度京都市芸術功労賞を受賞する。











ディレクター
あごうさとし

劇作家・演出家・俳優
「複製技術の演劇」を主題にデジタルデバイスや特殊メイクを使用した演劇作品を制作する。2014年9月よりアトリエ劇研ディレクター就任。2014−2015年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として、パリに3ヶ月滞在する。代表作に「total eclipse」(横浜美術館・国立国際美術館 2011)「複製技術の演劇—パサージュⅢ−」(こまばアゴラ劇場・enoco・アトリエ劇研 2013−2014)等がある。
日本演出者協会主催「若手演出家コンクール2007」最優秀賞受賞。2010年度京都市芸術文化特別制度奨励者。利賀演劇人コンクール2012」奨励賞受賞
2013-2014公益財団セゾン文化財団ジュニア・フェロー
神戸芸術工科大学非常勤講師









スタッフルーム代表
浜村修司





静岡県伊豆の国市出身。学生時代は能楽サークルで薪能を実施、出演などの後、小劇場の世界に。主に演劇、コンテンポラリーダンスの舞台監督として国内外で活動。
2000年よりアトリエ劇研スタッフルームに所属。2014年9月よりスタッフルーム代表。



<劇研スタッフルーム>

劇場のハード面の管理および公演時の安全管理を担う技術スタッフグループ。アトリエ劇研設立と同時に発足し、当初は劇場の運営や事務、事業も担って来た。それぞれのスタッフは様々な舞台公演で舞台技術スタッフとして活動する傍ら、照明、音響、舞台の各班に所属し劇場の機材メンテナンスおよび管理をおこなっている。


照明班:池辺茜魚森理恵・葛西健一・川島玲子
    塩見結莉耶・外村雄一郎・筆谷亮也・吉田一弥・吉津果美
音響班:宮田充規・森永 恭代
舞台班:磯村令子北方こだち・濱田真輝・浜村修司
(50音順)

<劇研制作室>

劇場の事務スタッフ。劇場の受付業務、日常的な作業、広報業務、各種事業などを担当する。2000年に業務をスタッフルームから引き継ぐ形で発足。


制作室:岡本司・長澤慶太