第9回アトリエ劇研舞台芸術祭

2014年6月から7月、6団体5公演がアトリエ劇研に週替わりで登場します!
[主催]特定非営利活動法人劇研/アトリエ劇研
[助成]公益財団法人大阪コミュニティ財団/大塚伸二基金/公益財団法人全国税理士共栄会文化財団


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6月20日(金) 19:30
6月21日(土) 14:00/19:00
6月22日(日) 14:00



前売 2,800円/当日 3,000円
小学生割引 1,500円 ※20日(土)・21日(日)14時のみ
*未就学児童の入場はお断りします。


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◆お問い合わせ
・schatzkammer
Facebookサイト
・双子の未亡人
 http://veuvesjumelles.com/
・団体お問い合わせ先
 TEL:090-5045-9137 (大藪)

・アトリエ劇研 075-791-1966(平日10:00~18:00)

〈schatzkammer〉
'01年 デザイナーの森本達郎とダンサーの夏目美和子により結成。森本の提案する美術や空間構成をもとに夏目が振り付けをしていくというスタイルを基盤に、作品ごとに外部からアーティストを集め製作、発表している。
'10年よりアトリエ劇研のフランチャイズカンパニーとして、同劇場にて毎年新作を発表。主な作品に、大量のコピー用紙を積み上げた美術を用いた『A4』、舞台一面落ち葉を敷き詰めた『forestbook』、可動式の壁を用いた『VECA』などがある。
また、表現活動と並行して'12年よりa・roomにてパフォーマンスイベント「5'00"」を企画、運営している。

〈双子の未亡人〉
’03年より京都を拠点に活動する荻野ちよ、佐伯有香によるダンスユニット。コンタクト・インプロヴィゼーションを基軸としたグループでの舞台作品から結婚式への出張パフォーマンスなど多様なスタイルを併せ持つ。空間の特性を活かしたパフォーマンスや、一般の方を起用したダンスの製作、「親しみ深さ」に特化したライブなど、ダンスと人、空間を繋ぐ媒介として活動を展開する。近年は、『t_h』(カーン国立振付センター)、『ミチコ』(アンスティチュ・フランセ関西)、『ぶこつな霞』(Gallery PARC)、『G-g(s)ver.3』(京都芸術センター)発表のほか、ファッションとのコラボレーションに着手、更に新たな領域へ。ダンスを通じ、幸福な旅を続けている。

◆schatzkammer『スモールハウス』
[振付・演出]夏目美和子
[出演]松本芽紅見、きたまり、益田さち、アミジロウ
・スタッフ
音楽/大平聖
衣装/山本容子
演出補佐/森本達郎

◆双子の未亡人『ITTAN』
[演出・振付]双子の未亡人
[出演]荻野ちよ、佐伯有香
・スタッフ
音/山崎伸吾(GTSVL)

◆共通スタッフ
照明/池辺茜
音響/奥村朋代
舞台監督/浜村修司
舞台美術/森本達郎
制作/大藪もも

ディレクターより

 ダンスで何かを"物語る"というのは危ういことではないかと思っている。"物語る"のは、まずはことばの行為だ。言い換えれば、日常わたしたちはことばで「物語る」ことによって世界を把握しており、それ以外の方法をもたない。その意味ではことば(=物語り)は目に見えない縛りでもある。そこから逃れようと、ことばを放棄して身体に焦点を置き世界を把握する仕方(=ダンス)を考える者もいるだろう。けれども物語る誘惑に引っ張られて、ついにダンスが雄弁に物語ろうとすれば、結局「ことばで語ってしまえばいいのに」ということになりかねない。
 schatzkammerの『スモールハウス』(2012)は、けれども、その危うさを避けるに留まらず、ダンスという身体表現で「物語る」可能性を素敵に示してくれた。それは一つには"家"という物語が詰まった箱を舞台美術として置いた発想の秀逸さにもよるだろう。"家"は個人や家族の物語が集積する場所であって、津波で流されて喪われたのは単に財産としての、建築物としての"家"ではないのだ。わたしは『スモールハウス』でほとんど落涙した。あの作品に再会すること、そして双子の未亡人がまた別の物語を紡ぐであろうことを楽しみにしている。

アトリエ劇研ディレクター 田辺剛














gekken.jpg劇場紹介

観劇回数券のご案内

[料金]
3回券:5,800円
5回券:9,800円
※それぞれ枚数限定

[購入方法]
はじめにご覧になる演目の受付にて直接ご購入ください

[ご注意]
・この回数券は、お席の確保を約束するものではありません。お手数ですが、別途公演のご予約をいただきますようお願いいたします。