木ノ下裕一/木ノ下歌舞伎


木ノ下歌舞伎
歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に 2006 年より活動を展開している。
主な上演作品に『義経千本桜』(2012)、『木ノ下歌舞伎ミュージアム”SAMBASO”~バババっとわかる三番叟~』(KYOTO EXPERIMENT 2013)、『東海道四谷怪談ー通し上演ー』(フェスティバル/トーキョー13)など。2013年急な坂スタジオプロデュースで初演された『黒塚』は、今年1-3月に再演5都市ツアーを行い、各地で大きな反響を呼んだ。また、2014年に初演した『三人吉三』(KYOTO EXPERIMENT 2014)は、2015年の再演時に読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされている。


木ノ下裕一
1985年和歌山市生まれ。小学3年生の時、上方落語に衝撃を受け独学で落語を始め、その後古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。主な作品に『黒塚』(2013年初演/来年1月パリ公演予定)、『東海道四谷怪談—通し上演—』(フェスティバル/トーキョー 13 参加)、『三人吉三』(KYOTO EXPERIMENT 2014 参加/読売演劇大賞2015年上半期作品賞ノミネート)など。京都造形芸術大学大学院卒。急な坂スタジオサポートアーティスト、アトリエ劇研アソシエイトアーティスト、(公財)セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

木ノ下歌舞伎

公演予定

2017年1月25日(水)~1月29日(日)
『娘道成寺/隅田川』補綴・監修|木ノ下裕一
『隅田川』振付・出演|白神ももこ・共同演出|白神ももこ、杉原邦生、木ノ下裕一
『娘道成寺』演出・振付・出演|きたまり





木ノ下歌舞伎『心中天の網島』演出:糸井幸之介 撮影:東直子


木ノ下歌舞伎 京都×横浜プロジェクト2011『夏祭浪花鑑』(2011、アトリエ劇研、演出:白神ももこ)©清水俊洋






岩渕貞太
きたまり
キタモトマサヤ
木ノ下裕一
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多田淳之介
田中遊
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山下残


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