Hauptbahnhof

金田一央紀が主宰・演出・翻訳を務める団体。2011年東京で劇空間のグルーヴを求めて設立され、2013年秋から拠点を京都に移す。古語を現代語に混ぜながら会話する「和歌シリーズ」や、独自に翻訳した上質な海外戯曲を観客に自然に語りかける濃密なゼロ距離パフォーマンスを得意とする。演劇公演のほか、ワークショップ、朗読会「Hauptbahnhof BUS」も行っている。主な作品に「ART」「さよならをしたあとのうた」「ありえないこと、ふつうのこと」などがある。

Hauptbahnhof

ハッタリをかましすぎてにっちもさっちもいかなくなった人の話です。口から出たいい加減なコトバのために、混乱するのは本人だけじゃなくて、周りも迷惑をこうむる。けれど、ハッタリが実現できたら面白いことは間違いない。やれば意外とできたりもするから、こまったもので。出演する役者やスタッフは皆さん第一線で活躍している方々です。「スケール」という言葉の持つたくさんの意味をフル活用して、やさしい世界を作り上げようと思います。

撮影：久田歩美