左京ペーパーメディアプロジェクトの活動BLOG

活動日(10/18)

秋晴れの日曜日。今日の活動は、前回同様、「まちの観察日記」の続き。まずは、宿題でもあった、この2週間の中で綴った参加者の観察日記をぐるぐると回し読みし、その後、今日の「観察と収集」に取り入れたいお題をあげていきました。

例えば、

通ったことのない道を通る/せまい店を探す/チェーン店に行く/何屋かわからない店に行く/眺めのいい場所はどこ?/自分が◯◯さんに薦めたい場所をレポート/行ったことない場所(店)で気になるところに行く

‥‥

など、いくつかのアイディアを出しながら、ワイワイとお喋りをすると、街の風景や好きな(気になる)場所というのは、人が集まれば、それだけの数があるということ。もちろん、自分が知らない場所を訪ねることで何か発見あるだろうし、また、他の人が見る視点を知るということでそこを深めることもできるのではないか。ということで、今回は、お題を集約して、参加者全員で、一人のお薦めルートで、同じ場所に向かうことにしました。

まずは、センターから歩いて、鴨川が見える川端通りに出ます。そこからまっすぐ、出町柳駅に向かい、もうすぐ駅だぞというようなところに、レトロなアパートらしき建物があります。そこにはいくつか不定期で店をオープンしている場所があったり、事務所として活用している様子が見られたりするのですが、今回は、ここの一室を使用して、小さな本屋をやっているらしい、という情報を確かめるように、その薄暗く、人影のないアパートに足を踏み入れました。

そしてもう一つ、こちらも出町柳駅から徒歩約3分ほどの場所になる、カフェのようにお茶や軽食ができ、作品を展示するギャラリーもあり、または、音楽のイベントをやる、もしくは人の家のようでもある、何とも不思議な場所に向かいました。

どちらも、きっと他にない、特殊な空間や、特殊な形態で運営している様子が見られ、気になる点を挙げると、キリがないくらい。その中で、参加者が何を見て、何を切り取るのか。大変興味深い観察日記になりました。これらの日記(記事)は、今後、皆様にお見せできるような形(メディア)で、お披露目するつもりです。そのようなことも頭の隅におきながら、とにかく、まずまだ自分たちの足で確認していく作業が続きそうです。

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一件目に立ち寄った場所。扉が開いており、オープンの様子。

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