地域の問題に、文化や芸術を切り口に取り組む

文化・芸術による奥上林地区(京都府綾部市)活性化プロジェクト
アーティスト・イン・レジデンスの可能性を探るシンポジウムと公演

*終了しました。ご来場ありがとうございました。

主催:奥上林地区活性化実行委員会/共催:特定非営利活動法人劇研

ディディエ・ガラス(フランス)
『アルルカン、天狗に出会う』

京都府綾部市奥上林(おくかんばやし)に位置する、茅葺きの宿屋 お宿あやべ吉水(おやどあやべよしみず)内のいろりの間を、舞台にしつらえ世界一流のパフォーマンスを上演します。

専用ホームページはこちら


作・演出・出演:ディディエ・ガラス
企画:杉山準
舞台設営:長井佑樹、川島玲子ほか

2014年7月20日、21日 午後3時開演/2時半受付開始
会場:お宿あやべ吉水内 特設舞台
入場料:一般2,500円 学生2,000円 *地元小中学生と保護者ご招待
上演時間:1時間程度を予定。

アルルカン、天狗に出会う

─仮面を使った一人芝居ー
2010年、2012年、京都・東京を始め国内7都市で上演され、各地で絶賛されたディディエ・ガラスによるソロパフォーマンスの再演公演。
アルルカンは、西洋の古典劇に登場する道化師のキャラクター。
仮面を付けてアルルカンを演じる俳優と、アルルカンのキャラクターがシンクロする、笑えて、楽しくて、そしてちょっぴりせつない不思議なお話です。
(日本語上演、一部日本語字幕)

Didier Galas/ディディエ・ガラス(フランス)

フランス国立演劇高等学校(コンセルバトワール)に1985年に入学。クロード・レジやベルナルド・ダール、マリオ・ゴンザレスのもとで訓練を積む。1998年には京都にある「ヴィラ九条山」のレジデンスを得て(フランス芸術実践協会の支援)、金剛流能楽師・宇高通成氏のもとで、能楽の修行を積む。狂言、京劇(中国)とのコラボレーション作品(作・演出・出演)『モンキービジネス』が2000年アヴィニョン国際演劇祭(フランス)で上演され、世界各地をツアーする。ポルトガルのアルマダフェスティバルでは大賞に輝く。2010年のアヴィニョン国際演劇祭では、製作フリストフ・フートゥエによるイヨネスコの『二人で狂う』にバレリー・ドルヴィユと出演。2010年1月からはブルターニュ国立劇場(レンヌ)のアソシエートアーティストを務めた。

伝統文化の活性化と、地域文化を活用した地域振興を目指すプラットフォーム作りプロジェクト
☞終了しました!! ご来場ありがとうございました。

主催:特定非営利活動法人劇研
後援:京丹波町、京丹波町教育委員会、京都新聞社
駐日スロベニア大使館


和知人形浄瑠璃
『長老越節義之誉(ちょうろうごえせつぎのほまれ)

京丹波町和知地区大迫に伝わる、伝統的な人形浄瑠璃の上演と、スロベニアの音響アーティストが関わりそれをアレンジした新演出バージョンの上演



出演:和知人形浄瑠璃会
新演出版音響:ハンナ・プレウス
新演出版監修:木ノ下裕一
企画:山口茜、杉山準
舞台設営:川島玲子

2012年11月24日 午後2時15分開演/2時受付開始
会場:元・質美小学校2階 裁縫室
入場料:1,000円 *15才以下、京丹波町民 無料
上演時間:1時間程度を予定。

和知人形浄瑠璃

江戸時代末期に大迫村(現 京都府船井郡京丹波町大迫)で農閑期に素朴な人形を操って楽しんだことが起源といわれている。その後、京都府内の多数の座や人形芝居組織が衰退するなか、近隣から人形の頭を譲り受けるなどして和知文楽として発展してきた。昭和60年には京都府無形民俗文化財の指定を受け、現在は和知人形浄瑠璃会として活発に公演活動を行なっている。「長老越節義之誉」は地元の実話を基にした代表作である。

Hanna Preuss/ハンナ・プレウス(スロベニア)

ポーランド生まれ。ミュージシャン、サウンド・デザイナー、大学教授。
演劇、ダンス、映画、写真、建築、ヴィジュアルアート等の広範なジャンルの音響デザインを手がける。またフリーランスの音楽家として、スロベニア映画においての新しい音響効果のクリエイションに対して30年以上にわたって影響を与える。関わった映画は100を超え、20以上の国際的な賞を受賞し、そのスロベニア文化への特筆すべき貢献にたいして、ルブリヤナ市長賞を贈られる。
私たちの潜在意識と日常生活の中の「音」の持つ重要性にスポットライトをあて、映像とパフォーマンス・アートにおける「音」の持つ力を探っている。

フォーラム『地域に残る文化と地域の活性化』


地域文化や閉鎖校の校舎を活用した美術プロジェクトを島根県隠岐郡西ノ島町で行なっている、岡田毅志さんをゲストに招き、隠岐での活動の報告とそこでの経験から感じたことなどを紹介頂き、それをきっかけにしながら、地域の活性化について意見を交換します。

人形浄瑠璃上演に引き続き開催 午後3時15分頃開始予定
会場:旧・質美小学校2階 裁縫室
参加無料

ゲスト:岡田毅志(おかだたけし)


現代美術家 1967年生まれ 京都府在住
1992年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
「アートとは自分と現代社会との接点に、あるタイミングで必然と現れる」との考えから、作品制作、美術教育、アートマネージメントなどを並列して実践している。

会場へのアクセス
旧・質美小学校
京都府船井郡京丹波町質美上野43
お車でお越しの場合
京都市内から国道9号線を福知山方面へ(京都縦貫自動車道丹波ICから車で20分)173号線との交差点「和田」から173号線を綾部方面へ2キロ、
「国道27号線・下山駅→」の標識(「保井谷」「瑞穂農林」の看板もあり)
そこを下山駅方面(東へ右折)3キロ

公共交通機関でお越しの場合
京都駅から以下の電車・バスでお越し下さい。
JR嵯峨野山陰線
京都駅発11:07,JR二条駅発11:12(園部駅で乗り換え)下山駅着12:15
京丹波町町営バス(桧山行き) 下山駅発12:45発 「質美小学校前」下車 所用時間約6分

旧・質美小学校

質美小学校は2011年3月に閉校。
現在は質美地域振興会が管理・運営を行っている。
「質美笑楽講」と名付けられたこの場所は、軽音楽サークルや子育てサロンのほか、
パソコンや英語教室など地域のコミュニティスペースとして活用されている。
また、「絵本ちゃん」という絵本やさんを質美在住の方が営業している。