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山下残

振付家。1970年大阪府生まれ。主な作品に、100ページの本を配り、観客がページをめくりながら本と舞台を交互に見る「そこに書いてある」、ダンサーの動きを言葉にして声にする「透明人間」、スクリーンに映写される(すう・はく)の呼吸の記号と俳句から引用されたテキストを身体とあわせて見る「せきをしてもひとり」、揺れる舞台装置の上で踊る「船乗りたち」、動物が演劇をしているようにも見えるダンス作品「動物の演劇」、本物の線路の上で断片から成る世界の事象をつぶやく「大行進」、捨てられたゴミを用いて繰り広げるコミュニケーションのネットワーク「庭みたいなもの」など。90年代中頃から京都を拠点に各作品ごとのプロデュース形式で活動し、近年はアジア・ヨーロッパ諸国との国際プロジェクトにも多くかかわる。

山下残

公演予定

2017 年2月3日(金)〜2月5日(日)
悪霊への道

なじみのないバリ島にひとり放り込まれて、まずはバリダンスを習いに行くも、完全に観光客として扱われ2時間のレッスンで表彰されてしまう。伝統芸能が生活を支える観光資源であり、伝統文化が植民地時代の支配を和らげる武器ともなったバリ島において、私は観光客ではなくコンテンポラリーダンサーですと自己紹介してしまえば最後、伝統を侵しにきた現代の悪霊と見なされ呪いをかけられる。
リアルに災難が降りかかる日々。カーブを曲がる度にお化けが見えるとクラクションを鳴らす深夜のタクシードライバーの話によると、バリ島では良い霊も悪い霊も等しく供物を捧げて祀る、そうやって世界のバランスを保つのだと。
それを聞いて道が開けた、この島で自分の存在を、認めてもらうには悪霊になるしかない。

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岩渕貞太
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山下残

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