高齢者福祉とアート活動』シンポジウム



※終了しました!



日時:平成29年12月9日(土)13:30−15:30頃
入場無料
場所:左京東部いきいき市民活動センター 会議室1
定員:50名

予約:左京東部いきいき市民活動センターまで
TEL:075-761-1385
FAX:075-752-3350
MAIL:info(★)se-ikiiki.com
※(★)=@


①事例紹介(約1時間)

アーティストの立場から、高齢者と共に作品を作る魅力や、その可能性についてそれぞれの思いを語ります。




◯美術「認知症予防・軽減のための臨床美術」
紹介者:アトリエ苗 梶谷いずみ(臨床美術士)

日本臨床美術教会認定臨床美術士3級、アート&ヘルスケア臨床美術アトリエ苗の講師。京都<臨床美術>をすすめる会の一員として、京都府立医科大学神経内科での臨床美術認知症クラスに7年間スタッフ参加。現在はアトリエ苗で保育園など主に子どもを対象にした講座を担当。京都造形芸術大学日本画科卒業。





◯ダンス「高齢者と共にダンスを作る」
紹介者:山田珠実(ダンサー)

振付家。1968年名古屋生まれ。母の死をきっかけに、ダンサーでない人々の身体に関心をもつ。2004年、50歳以上の長久手町民に振付したダンス作品「蜜の歳月」を発表。以降、公募で集まる地域住民と舞台を創ることを主な仕事とする。2011年からは中高年者を対象にヨガ教室も開講。愛知淑徳大学、名古屋学芸大学、非常勤講師。





◯演劇「高齢者限定の劇団活動」
紹介者:細見佳代(俳優/演劇指導)

演劇指導、演出。2000年まで(財)静岡県舞台芸術センターの専属俳優として活動。退団後、高校生からシニア世代までを対象に演劇の指導を行う。特に高齢者の豊かな身体表現に魅かれ、2007年からNPO劇研にてシニア劇団を担当。高齢者の思い出を聞き取り、アルバム本などの作品にする「わたしの道プロジェクト」を実施している。龍谷大学非常勤講師。


②座談会『芸術家が高齢者福祉に関わることについて』(約50分)

福祉施設などで切り絵などの美術活動を取り入れている事例は多く見受けられますが、より芸術性を求めることで、効果的に福祉に役立てるという試みが行われています。プロの芸術家が関わり、質の高い作品を生み出しながら、それが健康にも役立ち、波及効果も得られることが期待されています。そうした取り組み事例を紹介するとともに、芸術家の立場から、その効果や可能性について語り合います。




◯ゲストスピーカー
アトリエ苗 梶谷いずみ(臨床美術士)
山田珠実(ダンサー)
細見佳代(俳優/演劇指導)


◯コメンテーター
萩原安行(高齢サポート・白川(京都市白川地域包括支援センター)センター長)

平成6年社会福祉法人市原寮に入職。高齢福祉分野で介護職員、生活相談員、介護施設支援専門員として勤務。
現在は地域包括支援センター主任介護支援専門員として地域で暮らす高齢者を、介護、福祉、医療などの面から総合的に支援している。



◯司会進行
杉山準(左京東部いきいき市民活動センター長)